座ったとき、ちょっとだけ締め付ける下着をつけたとき。
下半身が圧迫されたとき。
デリケートゾーン、つまり女性器が痛むことはありませんか?
ちょっと引っ張られるような、ちくっとした痛み。
あれは一体、なんでしょうか?
それは、ビラビラ=小陰唇(しょういんしん)の痛みです。
実は小陰唇が気になる人は意外と多いものです。喫緊の治療が必要なわけではありませんから、痛みを我慢して日常を送っている人も少なくありません。しかし、クリニックでどうにかなるケースが非常に多くなっていますので、今回は座ると女性器が痛い問題を解決していきましょう。
小陰唇って何のためにあるの?
このビラビラの部分。小陰唇と呼びますが、なぜ存在するのでしょうか。
実は、普段は何もしていません。ただ、立つとピタッとくっついて、バイキンが入るのを防いでいます。女性にとって、子宮ほど大切な臓器はありませんから、このビラビラの小陰唇がガードしてくれているのです。いわば、眉毛やまつげのような存在です。
そんな小陰唇。性行為の際は女性が興奮することで大きくなり、相手の性器を圧迫してパートナーも興奮し、インサートを容易にするという働きがあるとされます。
でも、この小陰唇が大きくなりすぎることがあるのです。産後や思春期の成長、下着のしめつけ、性行為、そしてただ座っているだけでも痛いことがあります。最初は、陰毛を巻き込んだかな?と思われることもあるのですが、実際はこの皮膚が巻き込まれて痛いということになります。
座ると痛いなら、もうクリニックへ
この小陰唇は、成長として不可逆です。ようするに大きくはなっても小さくは戻りません。そこで、大きくなりすぎた場合はカットすることになりますが、自分でできるものでもなし、麻酔と技術と医師免許が揃ったクリニックで実施してもらうこととなります。
病院へ、というのはいきなりの解決かもしれません。しかし、座ったら痛いのですから、もうどうしようもないのです。インターネットを見てみても解決しませんし、我慢していても痛みが収まることもありません。
よって、婦人科形成というジャンルに助けを求めることになりますが、安心してください。いまは完全女性スタッフで、それほど高額でもありませんし、怪しさは一切ありません。
座ると女性器が痛いのであれば、クリニックにいってしまいましょう。もう痛みとはお別れです。意外とやってみると、こんなに簡単なのになぜ悩んでいたのだろう、と思うぐらいですよ。